『ぷそっつ昔話 その1』
□執筆:第一の亡霊
□編集:スティーナ

■原作:日本昔話
■著者:-
※注意※
パロディネタ等に耐性の無い方、許容できない方の閲覧はオススメできません。

『浦島のいん TAKE1』

昔々、ある所に浦島のいんという若者がおりました。
浦島のいんが海辺を通りかかると、第一の亡霊とカーレスが、スティーナのような亀を捕まえていました。
心優しい浦島のいんは二人に向かって言いました。


浦島のいん
「いじめるのは可哀相じゃないですか。逃がしてあげて下さいよ」

すると二人はこう言いました。

第一の亡霊
「そう言われて、わざわざ捕まえた食料を逃がす輩が何処にいる」

カーレス
「これは今から私たちで食うつもりだったんだ」

浦島のいん
「えっ、じゃあ私にも食べさせて下さい!」

第一の亡霊とカーレス
「「えっ」」

浦島のいんは正義感より食欲の強い若者でした。

大変美味しかったです。




◇◆◇◆◇◆



『浦島のいん TAKE2』

スティーナ亀を 助けて数日たったある日の事、食べる物の無くなった浦島のいんは海に出かけて魚を釣っておりました。
すると海からスティー亀が現れ、頭を下げました。

スティーナ亀
「浦島のいんさん、先日は助けて頂き───」

言葉を発してから浦島のいんの気配が変わった事に気付き、浦島のいんを見てみれば尋常ではない様子でこちらを見ていました。

浦島のいん
「亀……スッポン……ウミガメのスープ…………!」

スティーナ亀
「えっ」

食欲の強い若者である浦島のいんは空腹でした。

大変美味しかったです。





◇◆◇◆◇◆



『浦島のいん TAKE3』

スティーナ亀に連れられて竜宮城に来た浦島のいんは、ナナ姫やラトネ魚達の歓迎を受けました。
浦島のいんが用意された席に座ると、ラトネ魚達が次から次へと素晴らしいご ちそうを運んできます。
ここはまるで、天国のようです。

浦島のいん
「もう一口、食べさせてください。もう一口、食べさせてください」

と、言うまま竜宮で過ごすうちに、竜宮城に住む全てのラトネ魚達まで食べてしまいました。
浦島のいんは素晴らしく食欲の強い若者でした。

大変美味しかったです。





◇◆◇◆◇◆



『浦島のいん TAKE4』

ある時、浦島のいんはハッと思い出しました。

浦島のいん
「戸棚に入れておいたお饅頭は大丈夫でしょうか」

そこで浦島のいんは、ナナ姫様に言いました。

浦島のいん
「ナナ姫様、今までありがとうございます。ですが、もうそろそろ家へ帰らせていただきます」

ナナ姫
「帰られるのですか? ようやくですか。では、おみやげに玉手箱を差し上げましょう 」

浦島のいん
「玉手箱?」

ナナ姫
「はい。この中には、浦島のいんさんが竜宮で過ごされた『時』が入っております。これを───」

浦島のいん
「そういうのよりお料理を詰めた重箱を頂いて良いですか?」

ナナ姫
「ええぇ……」

浦島のいんは食欲が全てに優先する若者でした。

大変美味しかったです。




◇◆◇◆◇◆



『浦島のいん TAKE5』

玉手箱を受け取りスティーナ亀に連れられ地上に戻った浦島のいんは、周りを見渡して驚きました。

浦島のいん
「おや? わずか三年で、随分と様子が変わったな」

不審に思った浦島のいんは近くに居た老亡霊に尋ねると、なんと自分が居た時より700年も経過している事を知りました。

浦島のいん
「そんな……」

浦島のいんは食べられなくなったお饅頭の事を考えて、がっくりしました。
そんなことも露知らず哀れに思った老亡霊は言いました。

老亡霊
「まぁ、なんだ、今しがた亀を捕獲したから食っていくか?」

浦島のいん
「! 是非に!」

浦島のいんは食欲が満たされれば割と何でも良い若者でした。

大変美味しかったです。




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『金名夜』

昔々、ある山に金名夜という若者がおりました。
金名夜の友達は、山のダーカー達です。
金名夜は毎日毎日、山のダーカー達と戯れて暮らしていました。

行司カルターゴ
「はっけよい、のこった、のこった」

土俵は人間サイズ、そこに立つのは名夜とアロナガーダの二人(?)です。
あまりの狭さに、金名夜は声も上げられずに場外負けしてしまいました。




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『わらしべ亡霊』

昔々、ある所に第一の亡霊という者がおりました。
知り合いのナナに何か良い金策は無いかと聞いてみると、


「初めに触った物を活用すれば、何かしら良い事があるかもしれない」

と答えられた。
ナナと別れてから何の気無しにわらしベを拾うと、近くに男の子が歩いていました。
わらしべで首を締めながら脅すと、男の子は蜜柑をくれたのでわらしべと交換した。
更に歩いていると、喉を乾かした商人が居ました。
商人が良い反物を持っていたので、全身を隠して蜜柑を商人の口に詰め込み代わりに反物を奪って行きました。
走って行った先で、乗っていた馬の調子が悪くなったお偉いさんが居ました。
お偉いさんは急いでいたので部下に馬の始末を命じ先に行ったので、亡霊は行った方向を見てから その部下に反物と馬を交換するよう求めました。
部下はそれを良しとし、交換した後すぐにお偉いさんの後を追っていきました。
戻って来た亡霊は馬にムーンアドマイザーとソルアドマイザーとトリメイトを飲ませ、無理矢理に元気にさせました。
道を行くと、大きな屋敷に行き当たりました。
丁度出かけようとした主人に馬をけしかけ、主人は逃げだしましたが遠い所で二重の意味で帰らぬ人となってしまいました。
こうして亡霊は屋敷の主人となりました。
なお、先のお偉いさんとその部下は、商人相手の強盗殺人未遂容疑で、その地位を失ったとさ。